2013年2月3日日曜日

親子でハッピー!安くて美味しいテクス・メクス料理とマルガリータ Chili's

テクス・メクス料理とはメキシコ料理をテキサス風にアレンジしたアメリカの郷土料理。
手軽で美味しいChili'sは家族でよく訪れるテクス・メクスの専門店だ。
シンガポール島内にはタングリンモール、リゾートワールドセントーサ、クラークキーのセントラル、Jキューブの4カ所にある。




当店は発祥の地米国ではよく知られたファミレスチェーンで、その店舗数は世界に1,400以上にも及ぶ。実は日本にも6店舗あるが、すべて米軍基地内にあり民間人はアクセスできない。何と嘉手納基地店は世界一の売り上げを誇ったこともあるそうだ。

アメリカにはもうひとつ、「Taco Bell」がカル・メクス(カリフォルニア風メキシコ料理)のファーストフードチェーンとしていたるところに存在する。ただこれも日本では米国基地内だけにしかない。しかも80年代頃日本に進出したものの不振で撤退した経緯がある。当時は珍しすぎたのが主な理由のようだ。

一方シンガポールでは、チリーズはその安さ、美味しさ、子供へのフレンドリーさなどから、どの店舗も家族連れで賑わっている。子供と来店すると、下写真のような塗り絵がついたメニューとクレヨンのセットをもらえる。




12ドルでメイン、サイド、ドリンクから好きなコンビネーションが選べるキッズコンボがかなり便利だ。ちなみにJキューブ店とタングリンモール店では平日18時までの間に大人用のメインをオーダーするとキッズメニューがタダになる。




早速息子はミルクを注文し、メインが来る間塗り絵を楽しんでいる。私はいつものジョッキでクラシックマルガリータを。サウザゴールドとコアントロー、グランマニエが入っている。そんじょそこらのバーより美味しい。




当店はテクス・メクス専門店だけにマルガリータが充実しており、下写真のようにバーカウンターもある。大人はハッピーアワーを目指してディナータイムより早い時間帯に行くのがおすすめだ。しかも当店ではソフトドリンクがすべておかわり無料なので、飲めない人にも嬉しい。(スタッフのお兄さんポーズありがとう!)




ところで私が高校生だった頃、アメリカ・ユタ州のソルトレイクシティというところに1年ほど交換留学をした。中西部にあるこの地方都市でも場所柄よくテクス・メクスが振る舞われる。初めて食べた時は、あの黒い煮豆やもっさりしたライス、パサパサしたトルティーヤにカルチャーショックを受けたが、1年もいるといつの間にか美味しく感じてしまう。ライスは日本のご飯とは別の代物と考えれば割とイケるし(さすがに沢山は食べられないが)、何しろ野菜をたっぷり摂れるヘルシー料理というのがいい。




当店で私がオーダーしたのはこのケサディラス。トウモロコシの粉で作ったソフトトルティーヤに、ミンチ肉とチーズを挟み、刻んだオニオンやトマト、サワークリーム、アボガドをつぶしたワカモーレなどを入れて食べる。よく「7色野菜」を食べなさいを言われるが、それに近いバランスの良さではないだろうか。

ただ息子はスパイスがまだ苦手なので、フィッシュアンドチップスをオーダー。




スタッフが何度も様子を見に来てくれる。チップ文化のあるアメリカのレストランのスタッフ教育を受け継いでいる感じがする。

このキッズコンボにはおまけのデザートまでついてくる。




ここではアメリカらしいボリューム満点のデザートもいただける。これはモルテン・チョコレートケーキ。この中に温かいチョコレートソースがたっぷり入っている。そしてケーキの上にはバニラアイスがドカンと。その上にはさらにチョコレートソースが。




2年前久しぶりにソルトレイクシティを訪問し、高校時代のホストファミリーと再会した。短い期間だったが、ホストペアレンツとグランドキャニオンへロードトリップをし、道中のダイナーで本場のテクス・メクスを食べた。幾人もの旅人の胃袋を満たし心を和ませてきたそのソウルフードは、何の縁故もない私を本物の娘のように扱ってくれるホストペアレンツの愛情にも似ていた。

その昔スペイン人入植者とメキシコ先住民の料理が融合し、メキシコと領土を一つにした時代のテキサスを経ていつしかアメリカの伝統料理となったテクス・メクス。そろそろ日本でも受け入れられそうな気がするのだが・・・。


ママの味に会いにまたきます!


ごちそうさまでした!


Chili's (Jキューブ店)
2 Jurong East Central 1, #03-10 JCube
TEL: 6684-3882
http://www.chilis.sg


とろ〜り♪

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