2012年11月21日水曜日

有名店でも手頃な値段設定 フレンチ肉料理なら Au Petit Salut

シンガポールにあるフレンチの肉料理で頭に浮かぶのが、ダクストンヒルの「ラントレコート」、リバーバレーの「ザ・タバーン」(実際にはスイス料理らしい)、そしてこの「オ・ペティ・サリュ」。料理のバラエティと値ごろ感と全体的なクオリティでいえば、1998年のオープンから15年も人気店の地位を守り続けているオ・ペティ・サリュをおすすめしたい。

かつて同僚とデンプシーに仕事に行ったついでにランチで立ち寄った時の写真が、iPhoneを整理していたらたまたま出てきた。

ここのランチセットは、$36(最近値上げした?)で、かなり多くのチョイスからスターター、メイン、デザートを選べ、最後にコーヒーか紅茶がついてくる。平日の昼だったがいつもながら奥様方やエクスパッツで賑わっていた。風通しの良いテラス席に座る。この店は道から少し離れたところにあるため、テラス席でもざわつかず、のんびりと食事が楽しめる。




まずは歯ごたえがよくもちもちのパン。美味しくて前菜の前に何個も食べてしまった。




友人は本日のスープをオーダー。内容はすっかり忘れてしまったが、パンプキンスープにバジルオイル・・・? 間違っていたらすいません。




私はトマトのチーズ焼き(だと思う)を。

そしてメインには当店自慢の肉料理。




これはウェブに掲載されているランチメニュー表から探し当てられた。
Braised beef stew, celeriac, peas, pearl onions and horseradish froth
ビーフシチューに、セロリルート(セロリの一種の根)、豆、小玉ねぎと泡立てたホースラディッシュ(西洋わさび)ソース。アメリカでもよくステーキなどに出てくるホースラディッシュソースは、お肉と一緒にいただくと、ピリリとしたパンチとさっぱりした後味を与える感じがして、私の好きな組み合わせ。ちなみにホースラディッシュは食欲増進、消化促進効果もあるそう。効能を調べたら、何となく日本の梅干しの効能に似ていた。まさに付け合せの妙味。




次に、外せないステーキ。
Bavette steak, caramelized shallot confit & Pommes frites
Bavette(バヴェット)はそもそもフランス語で「よだれかけ」という意味らしく、牛のハラミの部分を指す。フランスではサーロインの下にある腹肉で、安いビストロ用の肉といったイメージがあるらしい。これにシャロットと、お決まりのフレンチフライが。フランス語でポム・フリットと言うが、ポムはそもそもリンゴを指す。フランスではジャガイモは「大地のリンゴ(ポム・ド・テール)」なのだ。

どれも、柔らかくて美味しかった。 もちもちとしたパンを使ってソースも残さず平らげた。やはり煮込み料理、肉料理はここかな、と思ってしまう。




そしてデザート。 同僚はおそらく本日のデザート(チーズケーキ?)を。




そして、プリン好きの私は、もちろんクレームブリュレを。カチカチと表面をスプーンで割るその一瞬だけ、「アメリ」になったような気分になる(笑。

そして、最近オープンしたマリーナベイファイナンシャルセンター(MBFC)3号棟に、Chez Petit Salutがオープンし、ラッフルズプレイスでも彼らのオーセンティックなフレンチが食べられるようになった(同じ系列だと思っていますが、間違っているかもしれません)

夜ゆっくり食べに行くのは時間的にも金銭的にも制約があるが、いつかは仕事帰りに誰かと行ってみたいと思う。

サリュ(じゃあね)!


ごちそうさまでした!


Au Petit Salut
40C Harding Road
TEL: 6475 1976
http://www.aupetitsalut.com/



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