参加者のほとんどが体育会系=「肉食系」女子である。
「次のKiyomi's Nightどこにしようか」
「肉が良いね」
「タンジョンパガーで集まれる肉好きの店は」
「SALTAだね」といった感じで即決。
「ええ~どうしようかなぁ~う~んとぉ~ああ~んもう決められない~っ o(´^`)o」といった乙女的な前振りは皆無である。
店に入った時点から、牛さんの部位が表示された壁に盛り上がる。
牛さんから頂いた命の肉をしっかりといただかなければ。
早速メニューと格闘中。それを見守る牛さん。
みんながメニューと格闘している間に当店の説明をしよう。
この店の名前になっているサルタとは、アルゼンチンの北部、チリ、ボリビア、パラグアイとの国境からほど近い標高1,190mに位置する街である。コロニアル様式の歴史的建築物が今なお多く現存する観光都市で、付近のトロ渓谷は、標高4,200mの峠を何度もスイッチバックしながら越える「雲の列車」で知られている。
当然ながらこの店のスペシャリティはアルゼンチン料理。特に牛肉のParrilla(パリージャ・スペイン語でグリル料理の意)がここのメイン料理だ。当店ではアルゼンチンの農場で放牧されて育った赤身が多く脂肪分が少ない牛を扱っている。全長5メートルの炭焼きグリルでじっくりと香ばしく焼かれた牛肉に期待が高まる。
さてそろそろメニューも決まった。まずはスパークリングワインで乾杯 (*^^)o∀
メインディッシュを待つ間にガーリックブレッドを。
夢中で食べている最中、お店からご厚意でパンをプレゼントいただいた。そうとうひもじく見えたのだろうか(笑。
何となくアルプスの少女ハイジに出てくる黒パンを思い出させる。これに下写真のソースを付けて食べるのだが、これが美味しい。サラダとともに頂き、この時点で既に腹7分目といったところだ。
ちょうどこの時はメイン料理を注文すれば$10でアペタイザーのビュッフェを追加できるプロモーションを行っていた。肉を残さず食べることに全力を注ぎたい私たちは見送ったのだが、以下の通りバラエティ豊富なこのビュッフェ、少人数で来店する時には使えそうだ。
さて早速本日のメイン料理、牛のグリル料理のお出ましである。
アイ・アム・ミディアム、と牛さんが自ら解説してくれている。
では、早速がっつりいってみようと思う。
切ってみると、外はこんがり、中はしっとり。余分な脂も落ち体育会系が好む健康的なステーキだ。 肉料理に合うアルゼンチン産のマルベックとともに美味しくいただく。
みんなが我を忘れ食肉族と化しているところに、隣の雲さんから廣橋シェフと野田シェフが様子を見に来てくれた。実は「雲」と「SALTA」は同系列のお店。シンガポール最大の独立系不動産デベロッパーであるファーイースト・オーガナイゼーションが運営しており、他にもオーチャードセントラルのイタリアンOChre(オーカー)やディーン・アンド・デルーカ、アイスクリームのコールドストーンクリ―マリー等が同傘下にある。ちなみにSALTAのシェフ、ニコラさんはブエノスアイレス出身、スペインの三ツ星レストランをはじめ世界各国でステーキ料理を中心に腕を磨かれたそうだ。
そして当店で忘れてならないのがこのEmpanada(エンパナーダ・肉入りパイ)。スペイン語圏で広く食べられる家庭料理である。日本でいうところの餃子みたいなものかしら?
スパイスの効いた肉やチーズがたっぷり詰まっている。食べ応えある3ピース$8はリーズナブルだ。メインの肉料理もほとんどが$30台なので、グループでシェアすれば割と手ごろに色んなものが楽しめると思う。
美味しくいただいたところで、そろそろ二次会へ。近くのコリアンバーでのマッコリナイトに移行するのだが、そのストーリーは諸事情により割愛させていただくとする(笑。
肉食系女子大満足のSALTA、旧正月の新年会、春の歓送迎会などこれからのグループディナーにお勧めの場所である。
ごちそうさまでした!
SALTA
#01-56 Icon Village, 12 Gopeng Street
TEL: 6225 8443http://www.saltaparrilla.com.sg
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