シンガポールでは11月に入るとクリスマスシーズンが始まる。
イルミネーションに彩られたオーチャードやラッフルズシティの巨大クリスマスツリーを見ると、「ああもう一年も終わりだなあ・・・ え? もう終わり?」という実感・・・というか焦燥感に駆られる。
11月終わりのマリーナベイサンズもクリスマス気分で溢れていた。
クリスマスの飾り付けにそれぞれの商業施設のスタイルやコンセプトが現れる。
マリーナベイサンズのクリスマスの飾り付けはどこか質素だ。おそらく他宗教の客も多いことを配慮してのことだろう。
何となくロックフェラーセンターを思い出させるスケートリンク(ただし氷は使っていない)。テナントによってはこのようなとてもクリスマスらしい飾り付けも。
前置きが長くなったが、この日はマリーナベイサンズ内のThe TWG Teaで催されたハイティーに訪れた。
シンガポールで初めて開催される日本人デザイナーだけのオートクチュールファッションショー「ジャパニーズ・クチュール・イブニング」を前日に控え、関係者たちがハイティーに招かれた。
ファッションショーで最新作を披露される、ウェディングドレスの巨匠、桂由美さんと、日本ファッション界の新星、廣川玉枝さんもご同席されていた。
The TWG Teaは2007年に国籍の違う3人のファウンディングメンバーによって創業され、そのユニークな商品力とコンセプト力によって、今では国内7店舗、海外7か国に事業を拡大している。日本でも自由が丘店と丸の内店を運営しており、よもや6年前に創業したとは思えない存在感。ちなみにロゴにある1837の年号はシンガポールで紅茶貿易が自由化された年である。
The TWG Teaの創業者の一人、ミランダ・バーンズさんに会った時に伺った印象的な言葉がある。「ワインを楽しむように紅茶を楽しんで欲しい」。確かに同社では軽く1,000を超える茶葉を扱っており、それぞれのブレンドにユニークな名前と解説を付けている。まさにワインの薀蓄のように。
このハイティーで最初にいただいたのが、Tokyo-Singapore Teaという名前のお茶。東京をイメージする緑茶に、シンガポールをイメージする柑橘系のフルーツや薫り高い花々をブレンドした一品。
共に出される「自家製パン・ド・ミーのフィンガーサンドウィッチ」。スモークサーモンとマスカルポーネチーズのほか、チキンとComptoir des Indes Tea風味のフレッシュクリーム、キュウリとEarl Grey Fortune風味のクリームチーズは、名前の通りドレッシングにそれぞれの味に合った茶葉が練り込んである。
そして、The TWG Teaで忘れてならないのが当店自慢のマカロン。
ナポレオンティー&キャラメル、モロカンミントティー、キャムロットティー&プラリネ、バンドゥローズティー、アールグレイ&チョコレート、レモンブッシュティー、1837ブラック&ブラックカラント、グランドウェディングティー パッションフルーツ&ココナツの8種類。全て茶葉がブレンドされており、独特の色も自然の原料で付けられている。
ちなみに私が一番好きなのは、ナポレオンティー&キャラメル。
驚くような色だが、キャラメルクリームが美味しくて、ついつい2個、3個と手を伸ばしてしまう。当日焼いたばかりというマカロンは、表面はサクッとしながらも、中はしっとり。
マカロンには、ちょっと苦い位の紅茶が欲しくなる。そこで次に供されたのが、この1837 Black Tea。当店のシグニチャーとも言える紅茶である。調合された紅茶葉に、珍しい花やフルーツをさらにブレンドし、熟したベリーやアニス、キャラメルなどの風味が漂う。マカロンを楽しむのにピッタリのお茶。
私が勝手に当店の秘密兵器と呼んでいるのが、このスコーン。イギリス風にフレッシュクリームやジャムをたっぷり付けて食べるのが美味しい。
オープンスペースにありながら、ひとたび店内に入るとそこは高級感が漂う別世界。よく教育されたスタッフが、お茶を出すたびにそのブレンドについて詳しく説明してくれる。まさにミランダさんの有言実行だなと感心する。
高級感いっぱいなのに、ワインと比べれば値段も手ごろなのが嬉しいところ。
ごちそうさまでした!
** 翌日のクチュールイブニングは大成功。
デザイナーの皆さま、有希さんはじめ関係者の皆さま、お疲れ様でした! **
TWG Tea on the Bridge
The Shoppes at Marina Bay Sands
2 Bayfront Avenue, B2-89/89A
TEL: +65 6535 1837
http://www.twgtea.com/
イルミネーションに彩られたオーチャードやラッフルズシティの巨大クリスマスツリーを見ると、「ああもう一年も終わりだなあ・・・ え? もう終わり?」という実感・・・というか焦燥感に駆られる。
11月終わりのマリーナベイサンズもクリスマス気分で溢れていた。
クリスマスの飾り付けにそれぞれの商業施設のスタイルやコンセプトが現れる。
マリーナベイサンズのクリスマスの飾り付けはどこか質素だ。おそらく他宗教の客も多いことを配慮してのことだろう。
何となくロックフェラーセンターを思い出させるスケートリンク(ただし氷は使っていない)。テナントによってはこのようなとてもクリスマスらしい飾り付けも。
前置きが長くなったが、この日はマリーナベイサンズ内のThe TWG Teaで催されたハイティーに訪れた。
シンガポールで初めて開催される日本人デザイナーだけのオートクチュールファッションショー「ジャパニーズ・クチュール・イブニング」を前日に控え、関係者たちがハイティーに招かれた。
ファッションショーで最新作を披露される、ウェディングドレスの巨匠、桂由美さんと、日本ファッション界の新星、廣川玉枝さんもご同席されていた。
The TWG Teaは2007年に国籍の違う3人のファウンディングメンバーによって創業され、そのユニークな商品力とコンセプト力によって、今では国内7店舗、海外7か国に事業を拡大している。日本でも自由が丘店と丸の内店を運営しており、よもや6年前に創業したとは思えない存在感。ちなみにロゴにある1837の年号はシンガポールで紅茶貿易が自由化された年である。
The TWG Teaの創業者の一人、ミランダ・バーンズさんに会った時に伺った印象的な言葉がある。「ワインを楽しむように紅茶を楽しんで欲しい」。確かに同社では軽く1,000を超える茶葉を扱っており、それぞれのブレンドにユニークな名前と解説を付けている。まさにワインの薀蓄のように。
このハイティーで最初にいただいたのが、Tokyo-Singapore Teaという名前のお茶。東京をイメージする緑茶に、シンガポールをイメージする柑橘系のフルーツや薫り高い花々をブレンドした一品。
共に出される「自家製パン・ド・ミーのフィンガーサンドウィッチ」。スモークサーモンとマスカルポーネチーズのほか、チキンとComptoir des Indes Tea風味のフレッシュクリーム、キュウリとEarl Grey Fortune風味のクリームチーズは、名前の通りドレッシングにそれぞれの味に合った茶葉が練り込んである。
そして、The TWG Teaで忘れてならないのが当店自慢のマカロン。
ナポレオンティー&キャラメル、モロカンミントティー、キャムロットティー&プラリネ、バンドゥローズティー、アールグレイ&チョコレート、レモンブッシュティー、1837ブラック&ブラックカラント、グランドウェディングティー パッションフルーツ&ココナツの8種類。全て茶葉がブレンドされており、独特の色も自然の原料で付けられている。
ちなみに私が一番好きなのは、ナポレオンティー&キャラメル。
驚くような色だが、キャラメルクリームが美味しくて、ついつい2個、3個と手を伸ばしてしまう。当日焼いたばかりというマカロンは、表面はサクッとしながらも、中はしっとり。
マカロンには、ちょっと苦い位の紅茶が欲しくなる。そこで次に供されたのが、この1837 Black Tea。当店のシグニチャーとも言える紅茶である。調合された紅茶葉に、珍しい花やフルーツをさらにブレンドし、熟したベリーやアニス、キャラメルなどの風味が漂う。マカロンを楽しむのにピッタリのお茶。
私が勝手に当店の秘密兵器と呼んでいるのが、このスコーン。イギリス風にフレッシュクリームやジャムをたっぷり付けて食べるのが美味しい。
オープンスペースにありながら、ひとたび店内に入るとそこは高級感が漂う別世界。よく教育されたスタッフが、お茶を出すたびにそのブレンドについて詳しく説明してくれる。まさにミランダさんの有言実行だなと感心する。
高級感いっぱいなのに、ワインと比べれば値段も手ごろなのが嬉しいところ。
ごちそうさまでした!
** 翌日のクチュールイブニングは大成功。
デザイナーの皆さま、有希さんはじめ関係者の皆さま、お疲れ様でした! **
TWG Tea on the Bridge
The Shoppes at Marina Bay Sands
2 Bayfront Avenue, B2-89/89A
TEL: +65 6535 1837
http://www.twgtea.com/
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