ローカルのケーキ屋さんに行くと、合成着色料をふんだんに使ったカラフルなホールケーキが並んでいたりする。
美味しいのだが、小さい子供を持つ母としては、添加物や過剰な砂糖摂取が気になる。
たまたまタンジョンパガー駅のショッピングアーケードで、「No Artificial Flavors, No Preservatives, Low in Sugar, Low in Fat」(合成着色料なし、保存料なし、砂糖控えめ、脂肪分控えめ)という看板の小さな店を見つけた。「Yummi Chiffon」(美味しいシフォン)という店だ。しかもひとつが1.6ドルほど(種類によって高いものもあります)とお財布に優しい値段だ。
早速買ってみたらその素朴で控えめな甘みが子供向けにちょうど良かった。それからちょくちょく家でのおやつ用に買っている。
当店のシフォンケーキは10種類以上あり、なかでも一番人気は、シンガポールらしい「パンダンリーフ」シフォンケーキだ。2007年にオーナーのジェシカ・コックさんが3つのフレーバー(オレンジ、バナナ、チョコレート)で始めたシフォンケーキ屋だったが、多くの客からパンダンリーフ味を作ってくれと頼まれ、作って出してみたところ大人気となった。
この日は以下の6種類を買った。ちなみに商品を渡されるとき必ず店頭で「2日以内に食べてください」と念を押される。保存料が入っていないからなのだが、確かに買って2日経つとシフォンのふわふわ感もなくなってしまう。「買ったらできればその日のうちに食べる」がここのシフォンケーキの鉄則である。
ちょうど大人の両手に乗る位の大きさ。割と食べごたえがある。
これが一番人気で私も大好きなパンダンリーフ味。ケーキに混ぜ込まれたココナッツの繊維のシャキシャキとした歯ごたえがある。
見た目も楽しいオレオ味。クッキーの粒が控えめに入っている。
ストロベリーヨーグルト味だっただろうか・・・。このふんわり感に注目!
チョコレート味。これもほんのりとした甘さが良い。
私のイチオシがこのウォルナッツとカプチーノ味。くるみの粒とコーヒーの風味が、ちょっと大人の雰囲気だ。
ヨーグルト味だったと思う。素朴な味にちょっとした酸味を感じるのがいい。
他にもオレンジ味など楽しいフレーバーがたくさんある。そのまま食べてもいいし、少し泡立てた生クリームやジャムを添えてもいいと思う。プレーンなケーキに子供たちとデコレーションをするのも楽しそうだ。甘さが控えめなので、色んなアレンジができる。
買い置きが出来ないが、それも保存料無添加ゆえのこと。あまり甘くはないが、それも砂糖控えめゆえのこと。子供たちが美味しく食べている姿を安心して見ていられる、数少ないローカルスイーツのひとつである。
ごちそうさまでした!
Yummy Chiffon (Tanjong Pagar Branch)
120 Maxwell Road #B1-04 Tanjong Pagar Xchange
たまにはこんなチョコレートバーにも惹かれます・・・
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